医療保険とは?
医療保険とは、被保険者が入院や手術となったときに、保険金で入院代や手術代をまかなう仕組みの保険です。入院給付金や手術給付金の他にも、退院後の通院給付がついたプランや、死亡保険金のついたプランもあります。民間の医療保険では、公的医療保険でまかないきれない部分の補填、差額ベッド代や交通費、休業補償などが主な目的となっています。生命保険文化センターの調査では、入院一日あたりの自己負担費用の平均額は平成16年の14700円から平成22年には16000円に上がっており、決して軽い負担ではありません。
公的医療保険
公的医療保険は、一般的に全国民が加入できる医療制度です。先進国によって、公的医療保険の仕組みは様々ですが、日本は先進国の中でも特に、優れた医療保険制度と言われています。ただし、我が国では驚異的なスピードで、少子高齢化が進んでおり、制度設計の見直し、財源の確保もこれから大きな課題となっていくことでしょう。日本では職業別で、一般的にほとんどの人が健康保険に加入します。その中で、大企業の人は各々の健康保険組合に加入します。公務員・教員等(私学も含む)は共済組合、その他自営業の人などは市町村が運営する国民健康保険に加入します。2008年からは、75歳以上の後期高齢者と、65~74歳までで傷害のある方の前期高齢者を対象とした後期高齢者医療制度があります。保険料率は各種異なっていて、健康保険組合・共済組合も組合によって違っていて、健康保険についても、都道府県によっても異なります。国民健康保険も、市町村によって違います。いずれにしても、労使折半となっていて、被保険者の報酬月額に基づいて、標準報酬月額等級表の等級区分によって、47区分に分けられています。後期高齢者医療制度については、被保険者の年金から1割天引きするという制度になっています。